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東野圭吾を読むならコレ!【素人目線で】選ぶ、おすすめ小説ランキング

【素人目線で選んだ】 東野圭吾を読むならコレ! 東野圭吾 おすすめ小説ランキング 東野圭吾さんと同じ理系出身の管理人が実際に読んだ東野圭吾さんの小説のなかから読むならコレ!という、がっつりハマる、おすすめの小説をランキング形式で紹介しています。

特に文学的才能や知識がない管理人ですが、先入観なく素人目線で素直に選んだ、とにかく面白い小説を紹介しています。
独断と偏見で選んだ、東野圭吾小説の決定版です。
これから東野圭吾さんの小説を読もうと思っているけど、どの小説から読めばよいか迷っている方の参考になれば幸いです。

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東野圭吾の次に読むならこの作品
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東野圭吾 小説おすすめランキング

東野圭吾 小説おすすめランキング表
(クリックで展開)

白夜行(びゃくやこう)

白夜行(びゃくやこう) 文庫本 星5つ

とても小説とは思えない、、、怖いぐらい人間臭いリアリティ

長編大作なので本の厚みに最初、尻込みをする人もいると思いますが、そんな心配はご無用です。一度読み始めれば、小説の世界にどっぷりと、のめり込んで一気に読めます。そして読み終わった後、間違いなく「白夜行の続編」と言われる長編大作「幻夜」も読みたくなります。
読んでいる間も読み終わった後も爽快感はないですが、とても小説とは思えない圧倒的なリアリティで小説の世界ににずぶずぶと引き込まれます。
小説を読んでいる間、人間をひっくり返して人間の裏側を見ているような、なんとも表現し難い気持ちになります。その表現しがたい不思議な感覚が「白夜行」の魅力です。

ちなみに「白夜行」を読んでから「幻夜」を読むのがおすすめです。2つの小説に明確な話の繋がりはないのですが、そのほうがスムーズに話が入ってくると思います。
(単行本:1999年08月/文庫本:2002年05月)

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幻夜(げんや)

幻夜(げんや) 文庫本 星5つ

束の間、呆然とする衝撃的なエンディング

「幻夜」は「白夜行」の続編とも言われていますが、実際のところはどうなんでしょうか?続編と明言はされていませんが、互いに共通する匂いみたいなものを確かに感じました。「白夜行」よりも熱く、重く、濃厚という印象です。

エンディングは何か突き放された感覚。束の間、呆然とする衝撃的なエンディングに、何で???と・・・しばらく放心状態に。そして最後のページを開いたまま、いろいろな想いが駆け巡りました。
実際に読んでみても「幻夜」が「白夜行」の続編という確証はありませんが、やっぱり「幻夜」は「白夜行」の後に読むのがおすすめです。
(単行本:2004年01月/文庫本:2007年03月)

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手紙

手紙 文庫本 星5つ

ズシーンと生き方を考えさせられ、生き方を変えさせる小説

「手紙」は社会で生きるという意味を改めて考えさせられる作品です。
そして派手でなくていいから、真っ直ぐ、誠実に、一日一日を堅実に生きようと思わせてくれる小説です。

白夜行、幻夜の東野圭吾ワールドとは雰囲気がまったく違いますが、決して綺麗ではなく美しくもない、人間臭く現実的な人間模様が描かれているあたりがさすが、やっぱり東野圭吾さんだなと思わせます。
読んでいる最中も、読んだ後もズシーンと考えさせられます。
このレビューを書いている、この瞬間も作品を思い出し、思わず涙がこみ上げます。
(単行本:2003年03月/文庫本:2006年10月)

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容疑者Xの献身

容疑者Xの献身 文庫本 星5つ

涙なしでは読めない。憎らしいほど不器用で純粋な男の愛情。

容疑者Xの献身」は、東野圭吾さんの「ガリレオシリーズ」第三弾、シリーズ初の長編作品です。ちなみに本格ミステリ大賞と直木三十五賞を受賞した作品で、2008年に福山雅治さん主演で映画化されています。

容疑者Xの献身は、ミステリ小説なのですが、トリックや推理、謎解きだけが魅力ではありません。ちょっと安っぽい表現になってしまいますが、主人公の見返りを求めない、不器用で純粋な無償の愛情にめちゃくちゃ感動します。そこがまたイイんですね。

とても静かなんだけど、まっすぐで強烈な献身に圧倒されて、不器用なぐらい純粋で深い愛情に涙します、涙無しでは読めません。
読み終わって、「もう一度読むだろうな」と確信した作品です。
(単行本:2005年08月/文庫本:2008年08月)
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夜明けの街で

夜明けの街で 文庫本 星5つ

不倫なのに初恋より甘く、ほろ苦く切ないラブストーリー

「夜明けの街で」は 世間の評価はそれほど高くないようですが、当サイトでは最高レベルの評価をしたい名作です。だから星5つ!
世間の評価が低いのは、おそらく推理小説としての評価ではないかと思います。この小説は推理小説としてではなく、ラブストーリーとして高く評価してほしい作品ですね。でもあくまでも小説のなかの世界の話であって、現実世界では不倫はアカン!です。
世間一般の評価と【素人目線の】当サイト評価とも高い「白夜行」や「容疑者Xの献身」などとは全く異なるジャンルの作品ですが、読み進めている途中にこんな東野圭吾の名作に出会えたことを感謝したほどでした。

不覚にも秋葉に恋をする

正直に告白すると、小説に登場する秋葉に惹かれました。不覚にも小説のなかの秋葉に恋をしてしまいました。
スキー場のゲレンデで渡部と秋葉が出会うシーンでの秋葉の健気さに40歳過ぎの中年オヤジがキュンときました。秋葉を抱きしめたくなりました。40歳を過ぎた中年オヤジが空想の世界でキュンとできる名作です。(でも不倫はアカ~ン!です)
余談ですがサザンオールスターズの「LOVE AFFAIR~秘密のデート~」に感化された作品と知り、改めて「LOVE AFFAIR~秘密のデート~」を聴きかえしました。「夜明けの街で」のシーンとオーバーラップする歌詞があり、もともと好きな名曲でしたが、「LOVE AFFAIR~秘密のデート~」への思い入れがより深まりました。
2011年に岸谷五朗さん主演で映画化されています。気になる秋葉役は深田恭子さんです。当サイト管理人の個人的な意見としては、深田恭子さんよりも広末涼子さんのほうがはまり役かなと思います。
(単行本:2007年07月/文庫本:2010年07月)

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