【レビュー評価】ロジクール CRAFTキーボード KX1000s
2020/07/10 2020/09/27
思わぬ展開で入手した、ロジクールのフラッグシップモデル「CRAFTキーボード」をレビューします!!
CRAFTキーボード「KX1000s」は、ロジクール キーボードの最上位機種にあたるフラッグシップモデルです。
実売価格で2万円を超える高級キーボードで発売当初から気にはなっていましたが、値段がやはり高いので購入には二の足を踏んでいました。
しかし、ひょんなことからCRAFTキーボード「KX1000s」を手にいれることが出来ました。
KX1000sを手に入れたいきさつは「【備忘録】ロジクール キーボード K800tが故障、修理依頼をした・・・」で紹介していますので、ご覧ください。
CRAFTキーボード KX1000sの特長
それではロジクール CRAFTキーボード「KX1000s」を紹介します。CRAFTキーボードは本社LogitechがAdobe社のデザイナー、プロダクトマネージャー、エンジニアと協力しながら開発、誕生しました。
クリエイティブ作業工程を中断させることなく、精確かつ作業状況に対応した操作性を実現させたハイエンド・キーボードです。
CRAFTキーボード「KX1000s」の主な特長は、
・キーボード左上に配された入力ダイヤル「CROWN」で10種類以上のクリエイティブ系やオフィス系のソフトウェア・アプリの機能を操作することが可能
・Mac、Windows®のOSに対応。ボタン操作1つで3台のデバイスまで接続設定、切り替えが可能(Easy-Switch™ボタン)
・バックライトイルミネーション-鮮やかなバックライトを搭載。手を近づけるとキーが自動点灯。変化する照明条件に合わせて自動的に輝度を調節。
・プレミアムデザイン-CROWNとボディには、見た目の美しさだけでなく打鍵感も向上する陽極酸化アルミを採用。また表面キートップには、耐久性に優れ、キー入力の精確性をアップするコーティング加工が施されています。
などなど、そのほかにもたくさんの特長があります。
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さすがフラッグシップモデル、外箱から高級感たっぷりです
では実際に使ってみてどうだったか、使用感などを紹介していきます。
まず外箱を開けると、もういきなり高級感がある雰囲気です。箱の造りもしっかりしていて、キーボードに掛けられた半透明なフィルムも上品です。
キーボードを箱から出してみると、その下に取扱説明書とUSBレシーバー、USBケーブル(TypeC)が収納されています。
2年間の無償保証付きだけど・・・
×~△ CRAFTキーボード「KX1000s」には2年間無償保証が付いています。KX1000sよりもずっと安い、K800tやK270が3年間無償保証なのに、なぜ??という感じです。
内蔵バッテリーは2年以内なら交換、2年を超えると有償の交換も受け付けていないそうです。
K800tの実績から考えると5年以上は使えそうですが、せめてK800tやK270と同等の3年間無償保証は欲しいのと、長く使える安心のために3年を超えても有償でバッテリー交換に対応してほしいと思います。サービス体制の改善を望みたいと思います。(ちなみに当サイト管理人はK800tをバックライトオフで使っているので、オンで使っている方はもっと寿命が短いかもしれません)
高級感、上質感を求めるならイチ押しのキーボード
○ 今まで使ってきたキーボードのなかでピカイチの高級感があります。黒ではなく、グラファイト(石墨)カラーなのも上品でいい感じです。
見た目はコンパクトですが、重さは960gあり、結構、ずっしりとした重みがあります。裏面の滑り止めとも相まって、タイピング中に滑りにくいのは良いと思います。当サイト管理人はデスクトップ用のキーボードとして使っているので重さもまったく気になりません。
○ 打鍵感は最高!!です。ストロークの短いパンタグラフ方式が好きな方には是非とも試してみてほしい打ち心地です。静音性も抜群に良くて、打鍵音がとにかく上品で静かです。打鍵感、静音性は今まで使ってきたキーボードのなかでダントツです。
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打鍵感は最高!キー配列は慣れるまで時間がすこし掛かりそう。
× mac、Windowsの両方に対応するためにキーにはmac、Windows両方のキー表記があります。特に最下段のキーは左側がmac、右側がWindowsの表記になっていますが、慣れるまで時間が掛かりそうです。
Windowsユーザーとしては、macの「alt opt(オプション)」キーの「alt」と見間違ったりしてしまいます。
両OSを併記しているのでスペースキーが短いのもイマイチです。
最高に良い打鍵感が気に入っているので、今は分かりづらいキー表示は目をつぶって、使い慣れようと思っています。その使い慣れについては、また時間が経ったらレビューしたいと思います。
2020/09/27
約3ヶ月使ってみた感想です。自宅用で使っているので週末利用が主ですが、キー配列は1ヶ月も経たないうちに慣れました。最初、使い慣れに時間が掛かるかなと思いましたが、どんなキーボードでも変更した時に違和感がおそらくあると思いますが、そのレベルでした。杞憂に終わりました。
逆にキートップの球状のくぼみが秀逸で、とにかく打ちやすく、おすすめです。
○ おそらく多くの方が気なる「球状のキーのくぼみ」ですが、これはキー入力の精度を高める設計で、指を簡単に正しい位置に置くことができて、素早い入力でもミスのない快適な入力操作が可能となるらしいです。
当サイト管理人も最初、見たときには違和感がありましたが、実際に使ってみると違和感はなく、くぼみを意識することなくスムーズにタイピングができます。
そもそも打鍵感がよく、このくぼみのおかげかどうかわかりませんが、気持ちよくタイピングが出来るのは確かです。
× 「Ctrl」キーや「Alt」キー、「スタート」キーだけでなく、「カッコ」など記号のキーにもmacのキー表記が併記されていて、ごちゃごちゃ感が否めません。せっかく質感やデザインがいいのに、キー表記だけは残念なポイントです。
コスト面があるのかもしれませんが、Windows用とmac用を分けていたら、もっとスマートなキーボードになっただろうと思います。
× ファンクションキーの「F1」~「F12」に表記が小さいのは使いづらいです。特に当サイト管理人のように老眼が入ってくると、見えないわけではないですが見づらいですね。
2020/09/27
約3ヶ月使ってみて、やっぱりファンクションキーの「F1」~「F12」の表記は小さいので識別しづらいです。それほど頻繁に使うキーではないので、これが原因で違うキーボードに変更しようという気持ちにはならないですが、もっと大きくしてほしいなぁと思います。
△~○ CRAFTキーボード「KX1000s」のファンクションキーは初期設定がマルチメディアキーになっています。つまり初期設定では「F1」を押すのに、「fn」を押しながら「F1」を押す必要があります。ただし、この設定はLogicool Optionsで簡単に変更できます。
最初、この設定にビックリしましたが、こんな風に自分用にカスタマイズ出来るという点もCRAFTキーボードの良さだと思います。
○~× テンキーの上部に「電卓」「スクリーンショット」「アプリケーション」の並びに「画面ロック」キーがあります。良し悪しを付けにくいですが、すぐに画面ロックができて便利といえば便利だし、間違えて押してしまうといえば押してしまいます。
△ キーボード背面にある電源スイッチですが、入切のストロークがとても短いので、電源をオンオフできたのか分かりづらいです。当サイト管理人は、それほどオンオフする頻度が高くないので、そんなにこだわるポイントではありませんが・・・
○ キーボード裏面の5ヶ所に滑り止めが配されています。前述しましたが、キーボードの重量感と相まってタイピング時にとても安定感があります。逆に机の上でちょっと滑らして位置を移動させづらいというデメリットはあります。
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