220系クラウンRSアドバンス 2.5L HV 後期型中古車購入レビュー

220系クラウンRSアドバンス 2.5L HV 後期型中古車購入レビュー

2025/09/28

はじめに、220系クラウンの購入を検討されている方の参考になれば。

220系クラウンRSアドバンス 2.5L HV 後期型を中古車で購入しました。
購入までの経緯や購入した中古車の仕様、価格から、実際に乗ってみて、良かったところ・イマイチなところなど、忖度なく、思ったまま紹介します。
買い替え前の車が200系クラウンアスリート2.5L 後期型だったので、200系クラウンアスリートとの比較してどうか、という観点でも紹介したいと思います。
これから220系クラウンを中古車で購入しようかなと思っている方の参考になれば幸いです。

220系クラウンのイマイチなところ、マイナス面も、忖度なく、ズバズバ書いているので、購入して後悔してる？って勘違いをされる方がいるかもしれませんが、決してそんなことはなく、トータルでみると、220系クラウンを購入して正解でした。
ただ200系クラウンと比べると、すべてにおいて優っているわけではなく、項目によって勝ち負けがありつつも、総合点で満足しているという感じです。

13代目クラウンから15代目クラウンに買い換えた理由

2024年の夏を過ぎた頃、9月～10月ぐらいから車の買い替えを検討し始めました。
買い替えを検討し始めた主な理由は３つありました。
１．「大きな故障が心配」
前の車が初年度登録から15年を超過して、さすがにクラウンでも、そろそろ大きな故障が発生してもおかしくない！？
２．「安全機能が充実した車の方が安心」
50歳を超えて、集中力や反射神経なども衰えてきて、安全機能が充実した車に乗った方が良いかなと思い始めました
３．「燃費のいい車の方がいいかなぁ」
昨今のガソリン価格の高騰で、燃費の良い車の方がいいかなぁ･･･ずっと敬遠してきましたが、そろそろハイブリッド車もありかな･･･と思い始めたのきっかけでした。

買い替える前は、200系クラウン（13代目クラウン）アスリート（2010年式：5年落ちの中古で購入）に乗っていて、2025年4月の車検で15年になります。
これまでほとんどトラブルはありませんでしたが（リアのショックアブソーバーの交換ぐらい）、さすがに15年を超えるとクラウンでもそろそろ大きな故障が発生する可能性が高くなってきているかなと。
15年前の車になるので、衝突軽減軽減ブレーキなどの安全装置が付いてない。当サイト管理人も50歳を超えて、自前の安全運転だけでなく、そういった安全運転サポートがあったほうが安心かと思い始めました。
最後に燃費です。前の車が、200系クラウンアスリート2.5L後期型なので、レギュラーガソリンですが、燃費が平均8～9km/Lぐらい（高速：10～11km/L、下道：6～7km/L）。通勤に使っていて、交通費支給は燃費10km/L計算で、年間1.5万キロぐらい走るので、だいたい年間4万円ぐらいの赤字が出てました。

220系クラウン（15代目クラウン）を選んだ理由

200系クラウンアスリートに乗るまでは、もともとセダンは好みではなかったのですが、200系クラウンアスリートに乗ってみて、とにかく運転しやすく、普段の使い勝手も良いので、まだ乗り換えを考えていない頃から、次もまたセダンかな･･･という感じでした。
現在、住んでいるマンションが立体駐車場で、車幅は1850mm以下という制約があり、現状、200系クラウンアスリート（車幅1795mm）でも、それほど余裕がなく（何度か油断してホイールがガリガリやってしまっている。。。）、さらに大きな車だと出し入れするのも嫌になりそうなので、車幅は1800mm以下（現状、同等レベル）を目安に選ぶことにしました。

セダンの候補を考えた時に、210系クラウン（14代目）、220系クラウン（15代目）は最初から候補にありました。
クロスオーバー以降の現行クラウン（16代目クラウン）は、価格もさることながら、デカすぎるので、候補には入りませんでした。
主に通勤用途で使うことから、外車は故障の多さなど、信頼性への不安で候補から外れました。
レクサスもいいなあと思いましたが、サイズ的に「IS」一択になり、それでも1840mmとデカい。マイナーチェンジ前なら1810mmでギリギリ！？、、、でもマイナーチェンジ後のデザインの方が好みなので、サイズで選ぶと後で後悔しそうな気がして候補から外れました。。。

そのほかのメーカー、日産、ホンダ、マツダを調べてみると、どのメーカーのセダンもデカい、、、そもそもトヨタ派なので、わざわざトヨタ以外のメーカーを選択する動機が見当たらない。。。

結局、210系クラウンと220系クラウンの2択になり、決め手は安全機能でした。デザインは、それぞれ良さが違いますが、どっちも好きです。
安全機能はどんどんアップデートされるので、常に最新というわけにはいかないと思いますが（そんなに頻繁に乗り替えないので）、年式のより新しいモデルの方がいいと思い、もちろん予算との兼ね合いもありましたが、最終的に220系クラウンにしました。

希望のグレードや色、購入予算、年式、走行距離

第一候補は、220系クラウンの後期モデルのRSアドバンス、第二候補は、同じく後期モデルのリミテッドⅡでした。
外観は前期・後期でほとんど変わっていませんが、ナビの見た目が後期モデルのほうが好きなのと、新プラットフォーム（TNGA FRプラットフォーム）を採用してフルモデルチェンジした前期モデルだったので、市場投入してみて、分かった改善点などが後期モデルに反映されているかなあ、、、という期待もあります。

色は、白（プレシャスホワイト）が第一候補です。
白は、黒よりも夏に車内が温度が上がりにくいのと、汚れが目立ちにくいのがメリットです。正直なところ、見た目は白でも黒でも、どっちでもイイと思っていましたが、車内温度と汚れの目立ちにくさで白が上回りました。
前の車も白（ホワイトパールクリスタルシャイン）でしたが、同じ白でも色味が違う（黄色みが少ない、明るいクリアな白）ので、雰囲気・印象も変わっていいかなあ･･･と思っていました。もし後期も前期と同じホワイトパールクリスタルシャインなら、黒が第一候補になっていた可能性もあります。
第二候補は、黒です。（ブラックのほうが好みですが、プレシャスブラックパールでも）さらに価格次第ではプレシャスメタルもアリかなと思っていました。

そのほか、シートは黒革シートで（白は車内が明るく、キレイですが、汚れが目立つので）、欲しいオプションは、パノラミックビューモニターとデジタルインナーミラーで、サンルーフは無し、エアロは標準エアロが希望でした。
前の車にサンルーフが付いていたのですが、使うのは最初のうちだけで壊れたり、水漏れしたら面倒かな、と。
エアロは、ノーマルでも車高が低めなので、オプションエアロが付いていると擦るリスクがあり、それを気にして乗るのが嫌なのと、好みの問題ですが、見た目はノーマルの方が好きなので。
つまり、220系クラウンの後期モデルのRSアドバンスのノーマルモデルにセーフティーパッケージPlusを付けたものが希望でした。

購入予算は、もちろん安ければ安いほうがいいですが、そこそこ程度の良い車を購入しようと思うと、コミコミで470～480万円ぐらいかなぁ。。と思っていました。

年式は、後期モデルなので、2020年式（11月）から2022年式（7月）と2年弱しかないので、特に希望はなく、2020年式よりも2021年式、2021年式よりも2022年式、高年式の方が良いといった感じでした。

走行距離は、価格との兼ね合いもありますが、予算MAXぐらいまでいくなら、3万キロ未満。5万キロぐらいまではアリかなぁと思っていました。

220系クラウン中古車探しから購入に至るまで

2024年9月ごろから、カーセンサーやグーネット、トヨタ認定中古車サイトで探していました。
前の車の車検が2025年3月に来るので、可能であれば、それまでに見付けたいと思っていましたが･･･後期モデルのRSアドバンスは台数自体が少なく、見つかっても、車両本体価格が500万円以上と、かなり価格が高いものが多く、これは長丁場になりそうだなぁと感じていました。そもそも中古車探しは、出会いみたいなものなので、気長に構えるしかないかなと。
さらに出来れば、トヨタ認定中古車を購入したかったので、より台数が限定される状況でした。

余談になりますが、220系クラウンを購入してからも220系クラウンの中古車動向が気になって、カーセンサーやトヨタ認定中古車サイトを覗いていますが、購入のために探し始めた2024年9月から1年経って、この記事を書いている2025年9月末でも、220系クラウン、特にRS系後期モデルは高い、、、ほとんど値落ちしていない気がします。世の中の物価高の影響もあるのかもしれませんが、それでも高い。

お世話になっていたトヨタディーラーで突然、トントン拍子に話が進んで･･･

結局、前の車の車検がやって来てしまい、2025年2月に車検の見積もりのために、いつもお世話になっているトヨタディーラーへ行った際に、中古車で220系クラウンを探しているという話をしたところ、中古車担当の方が来てくれて、希望の仕様を伝えると「希望の車を見付けたら、連絡してくれる」とのことで、すでに前の車の車検を受けると決めていたので、大きな期待はせずに気長に待つことにしました。

その後、何の連絡もないまま、3月頭に予定通り、前の車の車検を受けてから1ヶ月も経っていない、3月末に中古車担当の方から電話があり、「希望に近い車が入荷されそう」との電話があり、4月頭にディーラー店舗で優先して実車確認ができることになりました。

入荷された車両は、2021年式の後期モデルのRSアドバンスの白で、走行距離は約2万キロ弱。パノラミックビューモニター、デジタルインナーミラーが付いていて、サンルーフは無し、黒革シート、ノーマルエアロと希望通りの仕様です。
車両の状態は、外装：Ｃ、内装：Ｂ、総合評価：４点です。
車両本体価格が、428万円と、十分予算内に収まりそう。

実際に実車を見てみると、外装は左側のサイドスカートの底面に10cmぐらいのガリ傷（タッチペン跡）がある（ほとんど底面なので注意しないと分からない）ぐらいで、そのほかは言われないと気付かないレベルの傷です。
内装は荷室の内張りに擦れがあるぐらいで、車内は新車の匂いが残っているレベルです。
素人目には４．５点～５点でも、ぜんぜん行けそうなレベルですが、中古車担当の方が言うには、店舗の方針としてトラブル防止のため、悪い目に点数付けすることになっている、とのことでした。

高額な買い物を、こんなに簡単に決めてもいいのというぐらい即決で購入決定。店に到着してから30分ぐらいで、納車の手続きに入りました。
結局のところ、車検整備、ウェルカムサポート（次の車検までの点検パック）、バッテリーやフィルタ、ワイパーゴムの交換、コーティングやフィルム貼付けなどを追加して、コミコミで470万弱ぐらいになりました。もちろん狙ったわけではないですが、いろいろ込みでちょうど予算内でした。

トヨタ認定中古車の購入を検討している方は、まずはディーラーに行くのがおすすめ

カーセンサーやグーネット、トヨタ認定中古車サイトなどで相場を知っておくのは重要だと思いますが、特にトヨタ認定中古車の購入を検討している方は、直接ディーラーに行って、希望の中古車が入荷された連絡をもらえるようにお願いしておくのがおすすめです。

当サイト管理人は最初、自力で探そうと、カーセンサーやグーネット、トヨタ認定中古車サイトでいろいろとチェックしていましたが、おぼろげながら相場を知ることはできるものの、購入に向けては、ほとんど結果には繋がりませんでした。
良さそうな中古車が出ても、すぐに売れてしまうのには理由があるようで、特に人気の車種は、中古車サイトに掲載されると、すぐに全国から問い合わせが入るらしいです。
そういう状況なので、事前に、店舗の担当の方にお願いしておくと、中古車サイトに掲載はされるけど、商談中の状態になって、優先的に実車確認をさせてもらえて、気に入れば、そのまま購入手続きへ。残念ながら、気に入らなければ、次のお客さんへ順番が回るという流れになっているようです。
ちなみに当サイト管理人が実車確認しに行った時も、実は次のお客さんが待っていました。こちらが断っていたら、そのお客さんが次に実車確認をする予定だったようです。
当サイト管理人の場合は、10年ぐらいの間、車検や定期点検でずっとお世話になっていた店舗でした。もし初めて行くお店の場合、どのぐらい優先してくれるのか分かりませんが、お店も商売なので、連絡をくれると思います。

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＜エクステリア＞厳つさや押し出し感がなくなり、すっきりとスマート、スポーティに

前の車（2010年式）から2021年式への乗り替えなので、年式でいうと10年以上経過しているため、外観は洗練されて今風のデザインにアップデートされたと思います。
クラウンらしさは残っていますが、200系クラウンアスリートと比べると、厳つさや押し出しが弱くなり、重厚感やボリューム感がなくなりました。
いい意味でも悪い意味でも、野暮ったさやおじさん臭ささが200系クラウンアスリートにはありましたが、220系クラウンの特にRSでは、野暮ったさも、おじさん臭もかなり抑えられていて、すっきりとしてスマートでスポーティな印象になりました。
若返りを図ったとか、スポーツセダンを目指した、と言われると、納得できるデザインかな、と思います。
それでいてゼロクラウン(180系)から200系クラウン、210系、220系へとデザインの印象がしっかりと変わりつつ、DNAの繋がりが感じられるのがすごいと思います。

＜インテリア＞安っぽさはないけど、高級感を捨てて、若返りを狙った印象

今回、革シートを選んだので、それだけでも、かなり高級感がありますが、それでも200系クラウンアスリートと比べると、内装の高級感は低下した印象です。
随所にソフトパッドやメッキ、ピアノブラックが使い、プラスチック感が抑えられているので安っぽさはなく、上質な雰囲気なんですが、200系クラウンアスリートと比べると、表現が難しいですが、まとまり感に欠けて、200系クラウンアスリートの落ち着いた、大人？おじさん？の印象が希薄になったという印象です。
パネルも木目調ではなくカーボン調になっているのも影響しているかもしれませんが、外観同様に若返りを狙って、スポーティさを重視したという感じがします。一方で、古臭さやおじさん臭さがなくなって、センスの良い内装になっています。

＜走行性能＞200系クラウンアスリートから格段にアップ、でもエンジン音の気持ち良さは今一つ

ドライブモード「ノーマル」でも、走行性能、特に加速は目を見張るものがあります。
100km/hぐらいまでの日頃よく使う速度域での加速が良く、アッという間、時速100kmに到達するので、高速道路での合流、追い越しはストレスなく、軽快です。加速がめちゃくちゃ良いので、特に一般道ではスピードの出し過ぎに注意が必要です。
一方で、200系クラウンアスリートの重厚で野太く、心地良いV6エンジン音と比べると、ドライブモード「ノーマル」だと、エンジン音の気持ち良さは今一つです。同じ2.5Lなんですが、直4エンジン音は甲高くて安っぽく感じます。加速性能が良いだけに、ちょっと残念。
ドライブモード「スポーツS＋」にすると、加速のレスポンスがもう一段、向上して、足回りが硬くなり、ハンドルも重めになって、スポーツ感が格段にアップ、エンジン音もちょっとだけ良くなりますが、それでもV6エンジン音には及びません。

ドライブモードは、「ノーマル」「エコ」「コンフォート」「スポーツS」「スポーツS＋」といろいろ試してみましたが、結局のところ「ノーマル」が、加速・走行・乗り心地・停止などすべてにおいて、一番バランスが良く、最近では、ほとんど「ノーマル」モードを使用して走行しています。

低速で電動走行している時の航空機のようなヒュー音は、最初、遠くで鳴っているパトカーのサイレン音みたいで違和感がありましたが、慣れると結構、心地良く、気に入っています。

＜乗り心地＞200系クラウンアスリートよりも硬めで、ロードノイズも大きい

強い突き上げ感や角のある振動があるわけではないですが、乗り心地は硬くなりました。加速性能が格段にアップしたことも相まって、加速時の振動や路面のザラザラ感も、伝わりやすくなっています。
200系クラウンアスリートのやや硬めのながらもフワフワした乗り心地に対して、220系クラウンRSはかなり硬め、良く言えば、引き締まった乗り心地に変わりました。セダンではなく、スポーツセダンと言われれば、こんなもんかなあ、という感じです。
タイヤとの相性もあるかもしれないので、タイヤを履き替えた時にあらためて再レビューしたいと思います。

＜静粛性＞200系クラウンアスリートから悪化？ロードノイズは純正タイヤ？

静粛性も決してうるさいわけではないですが、200系クラウンアスリートと比べると悪くなりました。
あくまでも200系クラウンアスリートとの比較ですが、明らかに周りの音が車内に入りやすくなっている印象です。
救急車や消防車などの緊急車両のサイレンが聞こえやすくなったのはメリットかも知れません。
そのほか悪くなったと感じるタイミングは、雨が降っている時で、車内に伝わってくる、天井に当たる雨音が大きくなりました。

ロードノイズも大きめで、タイヤは現状、新車装着の純正タイヤ、ブリヂストン REGNO GR001(225/45R18 91W)を履いています。4輪とも6分山ぐらいで、片減りなどは見られないので、これがブリヂストン REGNO GR001の実力なのかなあと思います。
200系クラウンアスリートでは、ダンロップ VEURO VE303、VE304を履いていたので、次は、その後継モデル「SPORT MAXX LUX（スポーツマックスラックス）」を試してみようかなと思っています。

＜燃費＞格段に向上。この走行性能でこの燃費なら大満足！200系クラウンアスリートの倍近く走ります

200系クラウンアスリートの燃費が平均すると8～9km/Lだったのに対して、220系クラウンは、14.5～16.5km/Lぐらいと、200系クラウンアスリートの倍近く伸びます。
主に通勤で使っていて、交通費は、燃費10km/L計算で支給されています。
毎日往復で70km、年間1.5万キロぐらい走るので、200系クラウンアスリートのときは年間4万円ぐらいの赤字が出ていたのが、黒字になりました。
走行性能が格段に上がって、燃費も格段に上がっているので、大満足です。

年月日	走行距離[kw]	給油量[L]	燃費[km/L]
2025/05/14	521.8km	32.14L	16.24km/L
2025/05/29	676.5km	41.02L	16.49km/L
2025/06/11	614.8km	36.71L	16.75km/L
2025/06/27	810.4km	49.86L	16.25km/L
2025/07/15	742.8km	46.56L	15.95km/L
2025/08/01	771.9km	52.92L	14.59km/L
2025/08/14	282.2km	18.79L	15.02km/L
2025/09/01	674.6km	43.10L	15.65km/L
2025/09/16	608.4km	38.17L	15.94km/L

2025年の春（4月）に購入して、通勤で使っているので、月1000km前後走行していて、燃費の推移をまとめると下のようなグラフになります。
走行場所や走り方はそんなに変わっていないと思うので、夏場は燃費は悪化するのでしょうか？
現状のデータでは、1Lあたり2kmぐらい悪くなっているので、今後のデータ取りを継続して、また情報をアップデートしたいと思います。

忖度なく、220系クラウンの良いところ・悪いところをいろいろ紹介

220系クラウンRSアドバンス 2.5L HV 後期型に約5ヶ月、約5,000キロ、乗ってみて、気付いた220系クラウンの良いところ・悪いところをいろいろ、忖度なく、紹介します。

＜悪い所＞ウィンカーの音が安っぽい
好みの問題かもしれませんが、ウィンカーの音が安っぽいです。200系クラウンよりも音量が大きいので、ちょっと耳障りです。200系クラウンの時は、音楽の音量が大きいと消し忘れがありましたが、それがないのはメリットかもしれません。ただ音質はもうちょっと上質な感じに出来たのでは･･･と思います。

＜良い所＞「ヘッドアップディスプレイ」と「ブレーキホールド」は超便利！！
購入時にはあまりこだわりのなかった「ヘッドアップディスプレイ（HUD）」と「ブレーキホールド」ですが、使ってみると超～～便利です。
まずヘッドアップディスプレイ（HUD）ですが、フロントガラスに車速、道路標識情報、運転支援システム情報、ナビ連携表示など必要最低限の情報が表示されるので、走行中はほとんどインパネを見なくなりました。すごく運転が楽です。
ブレーキホールドは、最初、停車中にブレーキペダルから足を離すのに不安感と違和感がありましたが、慣れるとめちゃくちゃ楽です。渋滞中の足の疲労がめちゃくちゃ軽減されます。
またブレーキホールドを解除して発進する時のショックもまったくなく、特に平らな道では、めちゃくちゃスムーズに発進できます。ちなみに坂道ではショックというほどのものではないですが、少し解除する感触があります。
この2つの機能は、今後の買い替え時のマスト機能に仲間入りしました。

＜悪い所＞オートヘッドライトのOFF音が大きい
朝方など明るい時間帯に走行中、トンネルや高架下など、暗い所に入るとオートでヘッドライトで点灯しますが、再び明るい所へ出て、ヘッドライトが消灯するときの「カチッ」っていうOFF音、おそらくスイッチの接点が切れる音が結構、聞こえます。ON時はあまり聞こえない。
すごい些細なことですが、前の車、200系クラウンの時は、まったく気になったことがないので、マイナスポイントですね。

＜良い点＞ホイールが意外と派手じゃない
購入前、220系クラウンRSアドバンス後期型のホイールはカッコいいけど、ケバケバしくて派手過ぎるかなあと思っていたのですが、実物は結構落ち着いていて、良い感じです。
スパッタリング塗装がギラギラし過ぎかなあと思っていたのですが、実際は黒光りという感じで、派手過ぎず地味過ぎず、良い感じです。ただこちらも若返りを狙った感じでしょうか、高級車のホイールというイメージではない気がします。

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